「ミスター出塁率」近藤健介外野手(29=ソフトバンク)が本領発揮だ。4打数4安打2四球の6打席全出塁で壮行試合・ソフトバンク戦(宮崎)2戦を終えた。

 25日の初戦で5番に入った近藤は四球、中前打、適時中前打の2打数2安打1打点の全出塁。26日の同戦では2番に座り中前打、四球、中前打の2打数2安打1四球の出塁率10割と仕上がりの早さを見せつけた。

 山田、村上、山川らに快音が出ない中、キャリア出塁率4割1分3厘を誇り昨オフ、古巣・日本ハムを含めパ5球団がFA争奪戦を展開した価値を見せつけた。

 近藤は「(この2試合は)アピールすることだと思っていたので、自分の持ち味をしっかり出したいと思っていた。その結果については本当にいい状態かなと思う」と語った。

 その上で「まだまだファウルになっているボールもある。本番になればそういうボールも少ない。そういうボールを1球で捉えられるようやっていきたい」とあくなき向上心を語った。

 チャンスメークもポイントゲットもできるマルチヒッターは「後ろに強打者が控えていますし、まずは塁に出ること。前にランナーがいるなら(後ろへ)チャンスで回すなり、ランナーを帰す臨機応変に。2番に限らず入った打順で仕事ができるようにやっていきたい」と頼もしかった。