ロシアフィギュアスケート連盟や審判に対し猛批判を繰り広げる元五輪金メダリストの〝皇帝〟エフゲニー・プルシェンコ氏を、2014年ソチ五輪団体金メダルのユリア・リプニツカヤ氏が全面的に支持した。
プルシェンコ氏は、ロシアジュニア選手権女子フリー(16日)で、教え子で2位だったベロニカ・ジリナと4位のソフィア・ティトワの得点が異常に低かったと怒りが爆発。「他の人がやったら、まったく違う点数がつくはずなのに。そして、数年前からこうなんだ」と、自身の門下生だけが不当な扱いを受けていると主張した。
さらに「おそらく、他の国への移籍もあるでしょう。多くの選手が不当な判定を受けている。彼らは正義のために戦っているんです。もううんざりです。連盟が、私たちフィギュアスケートが、私たちを必要としないのであれば、必要とされるところに行くでしょう」と、教え子を連れ、国籍変更も辞さぬとまくしたてた。
ロシア国内で喧々諤々の議論となるなか、プルシェンコ氏を支持したのが、リプニツカヤ氏だ。現役時代は「シンドラーのリスト」など独創的な演技で人気、評価が高かった同氏は、自身のインスタグラムにプルシェンコ氏の写真を投稿。「私は毎日、プルシェンコ・エンジェルズの巨大な仕事を目の当たりにしていますが、それは絶対に本当の結果を生み出しています。公正なジャッジがなければ、コーチや子どもたち、その親たちによるこのすべての活動は意味をなさない。私たちには変化が必要なのです。私はエフゲニー・ビクトロビッチ(プルシェンコ氏)を全面的に、そして完全に支持します」と後押しした。
プルシェンコ氏のクラブでジュニアのコーチをしているリプニツカヤ氏は当事者でもある。この表明に対し、ロシアメディア「スポーツ」によるとプルシェンコ氏は「ジュリア・リプニツカヤは私たちのスクールでコーチをして3年目! 彼女と私は常にこの問題に直面しています! 沈黙しない、よくやった!」と自身のSNSで称賛したという。
元大物アスリートたちの〝告発〟でロシア・フィギュア界は大揺れだ。












