あのデーブが食われた! 巨人は16日から沖縄で2次キャンプをスタートさせ、WBC日本代表に招へいされた村田善則ブルペンコーチ(48)に代わり球団OBで野球評論家の村田真一氏(59)が臨時コーチとして指導を開始した。捕手陣などの強化に手腕が期待される一方で、ひそかに選手宿舎の食事会場の〝勢力図〟を大きく塗り替えていた。
宮崎から那覇に移り、南国の強い日差しに照らされながら終えた2次キャンプ初日は、村田氏が臨時コーチとして着任。ヘッドコーチなどを歴任し、評論家としても熱心に視察に訪れていただけに、さっそく高卒4年目捕手の山瀬らの指導に当たった。
原辰徳監督(64)は「類まれな経験も持っていますし、彼の力を必要としたということ。遠慮なく指導してもらいたい。あの人はどこに行っても違和感がない(笑い)。それが彼のいいところ」と全幅の信頼を寄せ、本人も「捕手陣が頑張ってくれたらうれしいな」と気合をみなぎらせた。
そんな村田氏はグラウンド外で驚くべきパワーをさく裂させていた。それは宿舎の食事会場での出来事だった。同所での定番は、大久保博元打撃チーフコーチ(56)と川相昌弘総合コーチ(58)による〝居残りトーク〟だ。チームスタッフによると「だいたい最後まで残って、ずっとしゃべっています。デーブさんはいつものあの調子で、川相さんがダジャレをかまして、またデーブさんがボケてみたいな…。話が永遠に終わりません」という。
ところが、だ。前夜15日から宿舎に村田氏が合流すると、大久保&川相両コーチを〝2トップ〟とする構図が激変した。
「俺と川相さんがハブだったのに強力なマングースが来て、完全にかじられました。完敗です。(村田氏が)昔話をして『無礼講や』と言って、無礼講になったと思って話したら『無礼講にも常識あんねん!』と。じゃあ、無礼講じゃないんだと…」(大久保コーチ)
3人の中では村田氏が最年長。相手が1学年でも上なら絶対服従となるのがプロ野球界の常で、無礼講であって実は無礼講ではない〝縛り〟にペースをかき乱され、主導権まで奪われてしまったそうだ。
もはやおしゃべりマシンと化している大久保コーチ、そして湯水のごとくダジャレがわき出てくる川相コーチをもしのぐ村田氏の〝マシンガントーク〟。ますますにぎやかになりそうだ。












