3月開催のWBCに出場するロッテ・佐々木朗希投手(21)は、世界を相手にどんなピッチングを披露してくれるのか。トップチームでの鮮烈デビューが今から楽しみだが、その一方で気になるのが「マメ問題」だ。

 2019年に韓国・機張で行われたU18ワールドカップ、韓国戦に先発した佐々木朗は、1回19球を投げたところで右手中指のマメをつぶして流血し、緊急降板。その原因としては、使い慣れていない「ボールの違い」が取りざたされた。

 昨年7月1日の楽天戦でも右手中指のマメをつぶしているだけに、指先の状態は気になるところ。WBC使用球はNPB球よりも滑りやすいため、より強く握る必要があるとも言われている。

 そんななか、7日に今キャンプ3度目のブルペン入りをした佐々木朗を現地で視察したのが、ロッテOBで本紙評論家の得津高宏氏。投球練習後の佐々木朗に「ボールの違い」について聞いてみたところ…。

「自主トレのときからずっとWBC球を使って練習をしていました。最初は滑ってちょっと大きいように感じましたが、今は慣れましたね。もう大丈夫です」と笑顔で語ったという。

「吉井監督とも話をしましたが『順調以上ですよ』と目を細めていました。投手コーチの黒木は佐々木朗にスライダーを教えたそうですが『ものすごい器用ですね!』と、もうマスターしてしまったことに驚いていました。マメ問題はしっかりした準備期間をとれているので、今回は大丈夫でしょう。何より笑顔でよくしゃべるようになった印象で、精神面での成長も感じました。球種も増え、WBCでは昨シーズン以上のピッチングができるのではないでしょうか」(得津氏)

 全世界を仰天させるパフォーマンスが期待できそうだ。