「完全男」ロッテ・佐々木朗希投手(21)の〝侍4番手効果〟が期待されている。

 3月に開催される第5回WBCで3大会ぶりのV奪回を目指す侍ジャパン。短期決戦は投手力勝負のセオリーからいえば、日米通算188勝右腕・ダルビッシュ(パドレス)、2021年のア・リーグMVP・大谷(エンゼルス)、2年連続沢村勝右腕・山本(オリックス)の先発3本柱は、出場20か国中最強ローテと言っても過言ではない。

 そして、この最強3本柱に昨年4月10日のオリックス戦でNPB史上16人目の「完全試合」を達成し、ブレークの兆しを見せた佐々木朗がどう絡んで起用されていくかが、今WBCの注目点のひとつとなっている。

 メジャースカウトからは「各球団の幹部クラスも注目する大きな大会の中で、これだけのビッグネームに囲まれてプレーする初めての経験になると思う。立場的にも同級生の宮城(オリックス)と並んでチーム最年少だし、圧倒的な実績を残す投手たちの中で、リラックスした状態でマウンドに上がれると思う。スポットライトの中心から外れた彼が、どちらかといえば〝気楽な立場〟でどんなスペシャルな投球を見せてくれるのか、楽しみ」との声が…。完全男・佐々木朗の〝先発4番手効果〟が逆に注目されている。

 スムーズに事が運べば、東京ドームでの1次リーグ(3月9~12日)の4試合は3本柱プラス1の第1先発が誰になるのか。佐々木朗、戸郷(巨人)、今永(DeNA)、宮城、高橋奎(ヤクルト)、高橋宏(中日)の先発組がどういう編成で第2先発、準々決勝以降のロングリリーフとなっていくのかが興味深い。

 投手コーチにメジャー経験者でもあるロッテ・吉井監督がいることで、投手陣全体が無理のない運用をされるであろうことは予想されている。その中でも日本球界の若き至宝・佐々木朗のショーケース登板は、MLB関係者からさまざまな角度から大きな関心を寄せられている。