西武・源田壮亮内野手(29)が主将として、献身的にチームのバランスを取っている。

 西武は6日から他球団より1クール遅れで宮崎・南郷でのA班キャンプをスタートさせた。松井稼頭央監督(47)も「投手、野手ともいい自主トレを送って、2月6日にいい形で入ってきてくれた。素晴らしい動きをしていた」と満足そうで、今季から新たに5年契約を結んだ源田は「(キャンプ期間が)短くなった分、集中してやらなければいけない。ベースランニングにしても、秋季キャンプから『走り切ること』を口酸っぱく言われている。どんどんこれを続けていけば、自然とできるようになる」とコメント。松井監督が推し進める〝走魂野球〟のパイプ役としてナインをけん引している。

 源田は主砲・山川とともに選出されている侍ジャパンにも全力投球。「準備不足がないよう1日1日を過ごして、100%の状態で合宿に入れるようにやっていきたい。今回はまず守備というところでしっかりやらなければいけない」とWBC3大会ぶりのV奪回へ照準を合わせている。

 その一方で、森友哉のオリックスへのFA移籍で、大きなチーム改革を断行中のライオンズへの献身も手抜きはない。この日も注目のドラフト1位ルーキー・蛭間(早大)から打撃練習中に手をリラックスさせた構えをすることの意識を聞かれ、自身の考えを説明した上で「最初は今まで自分がやってきたことをやればいいんじゃない。実戦が始まって感じることがあるだろうから、そこから考え始めてもいい」とアドバイス。守備練習でも同じ遊撃でノックを受けた6位新人・児玉(大阪ガス)に独特の和やかトーンで緊張をほぐし、新人がやりやすいムードをつくっていた。

 侍ジャパンでは守備の要として、西武ではそれに加え、主将としてチーム全体のバランスを取る調整役として、源田がいぶし銀の輝きを放っている。