全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・宮原健斗(33)が、新日本プロレスの〝ミスター〟こと永田裕志(54)を全盛期に戻す。

 4日の八王子大会で青柳優馬を退けV4に成功。試合後にミスターから「あんまりしゃべるとかむから、端的に言ってやる。次の挑戦者は俺だ」と時折言葉を詰まらせながら宣戦布告された。宮原は「昭和のにおいがするプロレスは終わりを告げる」と受諾し、19日後楽園ホール大会でのV5戦が決定的となった。

 宮原は永田の挑戦表明について「彼は結局、グランドスラムを達成するためだけに挑戦したいんでしょ?」と指摘。新日本のIWGPヘビー級、ノアのGHCヘビー級王座に続く主要3大タイトル戴冠を狙う気持ちを受け止めた上で「かましてやろうと思います」と自信をみなぎらせる。

 永田には「修羅場の数はすごいと思いますよ。ミスターIWGPって呼ばれていたんでしょ?」と尊敬の念を持つ一方で「マイクも慣れてなかったでしょ? 最近、しゃべっていなかったからだろうね」と現在の姿に物足りなさを感じている。

 そこで「僕と戦うことで、永田裕志はここ10年くらい見せていない姿になるんじゃないですか? 昭和の永田裕志を引き出して、若返らせてはね返しますよ」と上から目線で予告。ちなみに永田がIWGP王者として「V10」を果たした2003年は平成だが…。とにかく「ミスター復活」を掲げる王者は本気だ。