巨人の大久保博元打撃チーフコーチ(56)が2日に、宮崎春季キャンプでこの日から始まった朝7時からのアーリーワークを振り返った。

 大久保コーチ発案の元、昨年の秋季キャンプから導入されたアーリーワークは今年の春季キャンプでも実施。この日は外国人を除く若手・ベテラン全選手が参加し、早朝からスイングを続けた。

 ゲーム感覚で練習を楽しむために、選手は3人1組に振り分けられてメニューを消化。結果はその日の最後に貼り出され、順位を含めた各選手のスイング数が公にされることもあり、若手選手は互いに負けじとノルマであるスイング数1000本を上回る回数を記録した。中でもこの日トップだったのは1900回を記録した増田陸。レギュラー定着を目指すヤングGは全体練習終了後も、居残り練習で黙々とバットを振り続けていた。

 存在感を見せつけたのは若手だけではない。大久保コーチは「(中田)翔、(岡本)和真、マッチ(松田)は別格ですよ。初めてやるのに軽くこなせる。長くやっている人は違うな、と感じましたよね」と技術力の差を見せつけたレギュラー勢を絶賛。中でも、ノルマのないベテランながら750スイングも記録した松田については「昨日も遅い時間まで練習していたのに『早く帰っちゃってすみません』って言って帰って。マッチは全然30本(本塁打を)打てると思っているんで。復活してくれたら我々はもっと日本一に近づく」と大きな期待感を寄せた。

 アーリーワークはキャンプ終了時まで継続予定。若手、ベテランと共に切磋琢磨しながら成長を続けていく。