最後はやっぱり愛だ。〝プロレスリングマスター〟こと武藤敬司(60)が、引退試合(2月21日、東京ドーム)の相手に新日本プロレスの内藤哲也を指名した理由を語った。
武藤は21日に横浜アリーナで行われた内藤哲也 vs 拳王で放送席に入り、解説者として試合を見守った。すると試合後「思うところあって…。少し行ってきます」と放送席を飛び出し、リングイン。マイクを手に「内藤! 俺の引退試合の相手、お前に決めた。熱い試合をやろうぜ」と最後の相手に指名した。内藤からも快諾され、対戦が決定的となった。
最後の相手に内藤を指名した理由を問われた武藤は、レスラー人生のライバルとして改めてグレート・ムタの名を挙げて「1月1日にそのグレート・ムタがシンスケ・ナカムラ(中邑真輔)と試合をして、意外と聞こえてくるのが『いい試合だった』というところで、武藤敬司はグレート・ムタに対して、非常にジェラシーを抱いている」と説明。
そんな武藤らしい言葉とともに「その中で内藤選手だったら、ムタ対シンスケに負けない試合ができるんじゃないかと思って決めさせていただきました」と明かした。
内藤については「直弟子でもないけど、彼から『武藤LOVE』を感じてましてですね。いい距離間で試合ができるんじゃないかと感じます」と語る。
さらに若いころの内藤を「俺のオマージュのような試合をして、俺みたいな格好をしている時は人気がなかったみたい。それをやめてから人気が出たみたいで、気に食わねえんだけど」と指摘し、笑いを取ることも忘れない。
この日の激闘の末に拳王を下した動きにも「強かったですね。動きも攻撃と防御で緩急があって、ちょっと俺に似ているというか」と改めて自身へのLOVEを感じたとした。
また、22日には自身よりも一足早く、化身のムタがラストマッチに臨み、AEWのスティング、ダービー・アリンと組んで丸藤正道、AKIRA、白使組と対戦する。
この試合について、ムタの代理人として武藤は「ムタは、意外とリラックスしているみたいだよ。無事スティングもダービー・アリンも到着したみたいで、安心して寝てるんじゃないですかね」。見え始めたゴールまで、このまま突っ走るつもりだ。












