【核心直撃】日本ハムで投手と打者の二刀流に挑戦している上原健太投手(28)が昨季以上の躍進に向け年明けから意欲を燃やしている。本格的な二刀流挑戦元年だった昨季は投手で25試合に登板し3勝を挙げたものの、打者では交流戦中の2試合(対ヤクルト、広島)での5打席のみ。安打も1本に終わる不本意なシーズンを送った。今季は自身と同じ二刀流の矢沢宏太投手(22=日体大)がチームに加入。この状況をどう見ているのか。直撃した。
――間もなく本格的な二刀流2年目が始まる
上原 やらなきゃいけないとは思います。昨年の結果には満足していませんからね。
――今季はドラフト1位で矢沢が加入した。チームの二刀流がますます注目されると思うが
上原 2つ(投手と野手)をやる選手が増えるのは決して悪いことではない。2つできる可能性があれば誰でもやった方がいいと思う。そうなれば僕もより多く情報収集ができるようになるし、調整や体作りなどで話し合いもできるようになりますから。その意味で矢沢君がチームに加入してくれたことはうれしいと思っています。
――矢沢は新人合同自主トレ初日から投手と野手のメニューをこなしている。二刀流の先輩として重圧は
上原 もちろん『自分もやらなきゃ』とは思いますけど、そもそも矢沢君とはスタートラインが違う。僕の場合はプロに入ってからの挑戦ですから。それに矢沢君は僕とは(試合で)違う使われ方をされると思うので。もちろん競争は大事ですけど、そこばかりにこだわり過ぎて自分が見えなくなるのは良くない。まずは自分のことをしっかりやっていきたい。
――昨季以上に投打での出場機会を増やしたい気持ちは強い
上原 そうなればいいですが、正直言って昨年より僕のレベルが確実に上がっても(打者として)出場できるチャンスは少ないと思います。昨年はチーム全体がトライアウトだったのですが、今年はチーム一丸で優勝を目指していますから。僕がその中のピースに入ろうと思ったら、投手の成績だけじゃなく、かなり(打撃でも)打たないといけない。チャンスがあれば(二刀流を)やりますけど、自分が今年1年確実に試合に出るチャンスをつかむなら投手。だからまずはそこ(投手)で結果を残したい。
――投手で結果を残し打者としての上積みも
上原 そうなるでしょうね。投手である程度の結果を残して、心の余裕を作った状態で打者もチャレンジしたい。でも、昨シーズンはチームがトライアウト期間だったにも関わらず、僕は打席があまりもらえなかった(苦笑)。今年両方やるためには、昨年よりさらに一軍レベルのバッターにならないと(打者では)試合には出られない。そこは矢沢君とは違うし、覚悟もできている。
――投打ともにポジション争いが過熱しそうだ
上原 おそらくそうでしょうし、当然でしょう。でも(二刀流を)やれる限りは続けたい。競争は大変になると思いますが、自分のやれることをやって両方の結果が残せるよう頑張りたい。












