世界一奪回へ決意を新たにした。3月開催の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、野球日本代表・侍ジャパンは6日、大会に出場する大谷翔平投手(28=エンゼルス)、ダルビッシュ有投手(36=パドレス)、鈴木誠也外野手(28=カブス)のMLB組に加え、村上宗隆内野手(22=ヤクルト)、山本由伸投手(24=オリックス)、佐々木朗希投手(21=ロッテ)ら一部メンバー12選手を先行発表。同日に都内で行われた会見には、栗山監督とともに大谷もサプライズで登壇し「優勝だけ目指して頑張りたい」と力強く宣言した。
一語一句に力を込めた。背番号「16」が入った侍ジャパンの紺色ユニホームで会見場に姿を見せた大谷は穏やかな表情で「素晴らしい選手が集まってくれているので、優勝だけ目指して頑張りたいなと思う」と意気込みを語った。
日本ハム在籍時代の前回2017年大会は主力としての活躍が期待されていたものの、故障のため出場を辞退。その思いもあって「前回出れなかったですし、自身としても初めてのWBCなので楽しみにしながら勝つことだけを考えて頑張りたい」とも述べ、大会初参戦へ目を輝かせた。
以前からWBCへの憧れは強かった。日本が世界一連覇を成し遂げた06、09年大会も小・中学生時代に目に焼き付け、今も自身の脳裏に残っている。当時を回想しながら「日本のトップの選手たちが一つのチームで他の国のトップ選手たちとやっているのを見るだけでワクワクしていた。今度は自分がその立場になっていいプレーを見せたい」と熱い胸の内を明かした。
侍ジャパンでは村上や佐々木ら若い世代とも共闘することになる。「NPBを見ても僕の知らないような選手がたくさん出ているので、おそらく代表の選手たちの中にも僕の知らない選手が出てくると思う。まずはコミュニケーションが第一じゃないかなと」と口にし、笑みを浮かべた。
MLBの先輩格であるダルビッシュと代表で初のチームメートになることについても「個人的にはすごく特別なこと」とし、「(日本ハムの)球団の先輩でもありますし、入れ違いだったのでやる機会はなかったんですけど。僕が一番野球が楽しかった時期に日本を引っ張ってきた投手の1人。ずっと見てきた。そういう方と一緒にできるというのは自分にとって、チームにとっても素晴らしいこと」と続けた。
二刀流を含めた大谷の起用法に関して栗山監督は「球団の確認が必要」と話すにとどめた。しかしながら一方の大谷は「選手は使われる立場。自分にできることを精いっぱいやりたい」と言い切り、フル回転する決意をあらわにした。
会見中は幾度となく「勝ちたい」を繰り返した大谷。初参加のWBCでもV奪回へ向け、旋風を巻き起こしそうだ。












