ソフトバンクは5日、ペイペイドームで仕事始めを前に恒例の鏡開きを行い、王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(82)が力強く新シーズンの抱負を語った。

 第一声で「どうしても去年のことを振り返ってしまうことが多かったんですが、年が明けても、同じ数字でゴールしながらシリーズに出られなかったということは大変残念なことだった」と昨季の悔しさを胸にとどめ、前を向いた。「勝負の世界というのは常に課題を投げかけられるんですが、それをとにかくクリアしていかないといけないと痛感した昨年だった。そういった意味では今年はどんなことがあろうと、それを乗り越えて次のステップに行くということをまず第一に、自分の胸の中でしっかり固めた上で今年に向かっていきたい」と力を込めた。

 このオフ、3年ぶりのペナント奪回へ球団はFA市場の目玉だった近藤ら大型補強を敢行。昨季から〝現場復帰〟した世界のホームラン王は「あとは現場として藤本監督以下、一戦必勝で。とにかく今年は10ゲームぐらい離してゴールするんだというぐらいの強い気持ちを持って戦いたい。それがいい補強をしてくれたオーナーはじめ、後藤社長はじめ、本当にフロントの皆さんの期待も含まれているんでね。その期待に応えないといけない」と、ぶっちぎりでの覇権奪取を誓った。