まさに一寸先はハプニング!? 28日に行われた「INOKI BOM―BA―YE×巌流島in両国(猪木祭り)」(東京・両国国技館)で、まさかの事態が起きていた。

 同大会は10月1日に死去した〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さんの追悼イベントとして開催された。猪木さんの弟子で、「令和猪木軍」総監督を務めた〝元暴走王〟小川直也氏(54)は大会総括で「いろいろと急ピッチで進めてきた。次につなげるのか、どうか。猪木さんの闘魂を消さないことが我々の役目」と次回大会も示唆したが、一方で「唯一の心残りは藤原さんが…」と言ったきり絶句。いったいどういうことか?

 全試合終了後に、猪木さんの追悼セレモニーが行われ、進行役を務めたのが小川氏だった。セレモニーではRIZINの榊原信行CEO、〝借金王〟安田忠夫氏らが猪木さんへの思いを語り、最後は猪木さんのまな弟子で「組長」こと藤原喜明が「面倒くさいからオレがするよ」とマイクを握った。そのまま音頭を取り、観客とともに「1、2、3、ダーッ!」で大会を締めた。

 これで大団円となったのだが…締めの「ダーッ!」は当初、小川氏が音頭を取ることで予定されていたという。ところが〝兄弟子〟に当たる藤原組長がまさかの横取り。しかも、小川氏によると「あの場にいるべき人がもう一人いたからさ。最後は橋本さんにもメッセージを送ろうと用意していたんだけど…」。同じく猪木さんの弟子で、小川氏の宿命のライバルだった〝破壊王〟こと故橋本真也さん(享年40)への追悼メッセージも考えていたという。

 オープニングで小川氏が「死ぬ気があるなら上がってこい!」と橋本さんへの〝名ゼリフ〟を絶叫したのも、そのフリだったわけだが…。小川氏は「やっぱり会長(猪木さん)が藤原さんに指令を出したんじゃないの? 『小川においしいところやるな』って。ハプニングが好きな会長らしくて、いかにもやりそうだよな。それに何たって藤原さんは〝テロリスト〟だしなあ」。猪木さんの名言「一寸先はハプニング」を地で行く展開とはいえ、元暴走王は愚痴ることしきりだった。