日本ハムから自由契約となっていた金子千尋投手(39)が23日、札幌市内で会見を行い現役引退を表明した。

 今後は日本ハムの特命コーチとして米国へ野球留学することになる。 

 金子は「今シーズンをもちまして、現役生活を引退することに決めました。オリックス・バファローズに入団し、プロ野球生活をスタートして18年。まさか、こんなに長い間野球ができるとは思っていませんでした」と切り出し、支えてくれた関係者への感謝の言葉を並べた。

「ケガがあっても18年間 投げ続けることができたのはケアしてくれたトレーナー、強化してくれたトレーニングコーチの方々のおかげで本当に感謝しています。無名のころから、いい時も勝てない時も後押ししてくれたファンの皆様にも感謝しています。マウンドに向かう時の温かい声援、勝った時の大きな歓声を忘れることはありません。こんな私を応援していただき本当にありがとうございました」

 今後については「ファイターズの方で特命コーチという形でアメリカにコーチ留学に行かせていただくことに決まりました」と発表。今季終了後に来季の構想外を告げられた際に打診されたと明かし、来年2月の春季キャンプに合わせて渡米し、約半年間コーチ留学する予定について言及した。

 金子はトヨタ自動車から2004年のドラフト自由枠でオリックスに入団。10年には17勝(8敗)で最多勝を獲得し、14年には16勝5敗、防御率1・98で2度目の最多勝と最優秀防御率を同時受賞。この年、パ・リーグMVP、沢村賞にも輝いた。プロ通算は387試合に登板し130勝94敗5セーブ、防御率3・08となっている。