フィギュアスケートの全日本選手権(22日開幕、大阪・東和薬品ラクタブドーム)を前に、アイスダンスの〝かなだい〟こと村元哉中(29)、高橋大輔(36=ともに関大KFSC)組は、自然体を強調した。

 21日に会場で行われた公式練習では、ハイテンポなリズムに合わせ、華麗なステップを披露。中盤以降は息の合ったリフトなどを入念に確認した。村元は「いい練習ができたのですごく楽しみ。今日の氷の感触もとてもよかったので、落ち着いて自分たちの演技に集中できている。本当に感じたままで滑れている」と充実の表情を浮かべた。

 高橋によると、昨季の後半戦は考えすぎることが多く、失敗したケースがあったという。そこで今季は「試合のときは考えないようにしよう」と2人でテーマを設定。村元は「やっぱり練習とかになると自分の感じたミスとかが『大丈夫だったかな』『こうした方が良かったんじゃないかな』とかいろんな考え事が頭に浮かんでくる。そういうのが影響するので、本当に何も考えない。『体に染み込んでいるので大丈夫』と思ってやっている」と意図を明かした。

 ここまで順調に練習を積めてきたからこその言葉。高橋は「自信はあるように振る舞っている。言い聞かせています」と苦笑いを浮かべたが、今回の〝かなだい〟はより期待が持てそうだ。