来年2月21日に引退試合を行うノアの武藤敬司(59)が引退後、盟友であり闘魂三銃士の同志でもある蝶野正洋(59)と「スペシャルトークショー」(同3月12日=神戸ポートピアホテル、同19日=名鉄グランドホテル)を開催する。

〝プロレスリング・マスター〟として、数々の名勝負を残し、不朽の名レスラーとして多くのタイトルを獲得してきた武藤と、〝黒のカリスマ〟として新しいヒール像を生み出し、NWO JAPANで世間を巻き込むムーブメントを起こすなど、プロレス界を変えてきた蝶野。1984年10月5日・新日本プロレス越谷大会の武藤敬司VS蝶野正洋戦でデビューしたレジェンドの2人が、引退試合、闘魂三銃士、ライバルヒストリー秘話などを語りつくす。

 両イベントでは3ショット撮影会(神戸は先着150名、名古屋は(S席のみ)、Q&A、サイン色紙などが当たる抽選会も行われる。なお、神戸でのトークショーはディナー形式で、2人のガウン、コスチューム、ベルト、トロフィーなどの展示も行われる予定だ。

 武藤は「〝プロレスはゴールのないマラソン〟と言っていた自分ですが、2023年2月21日にゴールする事となりました。ゴールした後の景色は、まだどんな景色か分かりませんが、盟友・蝶野と共に皆さまに会える事を楽しみにしております。是非、会場に遊びに来て下さい。イャーーッ!」とコメント。

 一方、蝶野は「同期の闘魂三銃士の武藤さんが来年2月21日に引退しますが、そのあとすぐのトークイベントということで、一体どんな話になるのか。武藤さんとは、ともに過ごした新日本プロレス時代から今日まで、本当にいろんなことがあって…今回は武藤さんの話はもちろんのこと、トラブルメーカーだった橋本真也選手の話に尽きるかもしれない。おそらく2人には迷惑をかけられたことのほうが多いはず」と苦笑。

 それでも「武藤さんには引退試合まで無事たどり着いてもらって、当日は楽しいトークショーにしたいと思います。基本的にはシークレットトークなので外部にもらせない話ばかりになるはず。皆さん、ご期待ください」と当日を心待ちにするとともに、ファンに来場を呼び掛けた。