ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)の〝ベンチワーク〟が勝利のカギなのか――。ポルトガルは、ベスト4入りをかけて10日(日本時間11日)に〝台風の目〟となっているモロッコと準々決勝を戦う。

 C・ロナウドは6日の決勝トーナメント1回戦でベンチスタートに格下げとなったが、チームは堅守を誇るスイスに6―1で圧勝。次なる一戦もスタメンを外れる可能性が高いが、英紙「デーリー・メール」によると、サッカーのレジェンドである元オーストラリア代表のロビー・スレーター氏は、こう主張したという。

「永遠に全盛期が続くものはない。しかし、彼にはまだポルトガル代表で果たすべき大きな役割がある。C・ロナウドの行動はチームの調和を乱す可能性があるため、彼がどのように振る舞うかは、プレーする機会を得たときのパフォーマンスと同じくらい重要だ」

 スイス戦では事前にフェルナンド・サントス監督から説明を受けたとはいえ、ベンチでは微妙な表情を浮かべていた。2戦連続で先発を外れ、さらに不満そうな態度をあらわにしては勝てるゲームも勝てなくなる。ベテランらしくベンチからリーダーシップを発揮する必要があるのだ。

 ポルトガルにはC・ロナウドが先発しなくてもFWジョアンフェリックス(アトレチコ・マドリード)、スイス戦でCロナに代わって先発し、ハットトリックの新星FWゴンザロ・ラモス(ベンフィカ)らタレント豊富。スーパースターはかつてと違う自らの役割をまっとうできるか。