快挙に一歩前進だ。フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル初日(8日=日本時間9日、イタリア・トリノ)、ペアのショートプログラム(SP)が行われ、〝りくりゅう〟こと三浦璃来(20)、木原龍一組(30=ともに木下グループ)が78・08点をマークし、堂々の首位発進を決めた。
GPシリーズで日本勢初の2連勝を果たした勢いは、この日も健在だった。最終6番滑走で登場すると、SP曲「You’ll Never Walk Alone」に合わせ、華麗なリフトやスピン、スロージャンプなどを披露。観客から大歓声を浴びた三浦は「演技前はすごく緊張していたが、全体的に大きなミスなく終えられて、2人ともすごくホッとしている」と笑顔を見せた。
今季は7月に三浦が左肩を負傷。9月中旬まで練習を積めなかったものの、改めて一緒に滑る喜びを実感した。木原は「滑ることが僕たちは好き。2人のタイミングが合うので、滑っていてその楽しさを感じることができる」と振り返りつつ「つらい時期を乗り越えた気持ちを共有できるので、すべての試合を楽しめている。相性がすごくいいのかなと思う」と感謝の言葉を口にした。
日本勢初Vを目指す9日(日本時間10日)のフリーに向けて、三浦は「今日と同じく気負わず、私たちらしい、楽しんで滑れる姿をお見せできれば」と自然体を強調。息ぴったりの〝りくりゅう〟がフィギュア界に新たな歴史を刻む。











