新日本プロレス30日静岡大会「ワールドタッグリーグ」公式戦で、グレート―O―カーン、アーロン・ヘナーレ(30)組が鈴木みのる(54)、ランス・アーチャー(45)組にぐうの音も出ない2敗目を喫しまたしても帝国の権威をおとしめた。
本来ならば新日本マットで試合をする実力すら持ち合わせていないオーカーンだが、慈悲深く有能なヘナーレがタッグを組んでくれたことで何とか出場を許されている。しかし分不相応な舞台に上がってしまったがゆえに、公式戦ではパートナーにおんぶに抱っこの状態。正直、見ていて気分のいいものではない。チーム全体のバランスを保つ役割を担う他出場選手たちと比べれば、オーカーンこそヘナーレをむしばむ寄生虫!! いや…寄生獣か!
この日も足がすくんで思うように動けないオーカーンは、入場時から棒立ちで鈴木軍の奇襲を許す。さらにみのるとのエルボー合戦では何を血迷ったのか、手を後ろに組んで真正面から打撃を受け、そのまま力なくダウン。身の程知らずもここまでくるとすがすがしいが、風貌が風貌なだけにやはり不快指数が上回る。
もはやなりふり構っていられずに辮髪を使用してアーチャーにチョーク攻撃を仕掛けていくが、どう見ても非効率的な上に頭皮へのダメージも懸念される。アーチャーの顔には「少々髪が傷んでいる。トリートメントはしているか?」と書いてあった。
空回りは止まらない。合体技・大空スバル式羊殺しスバルからのマリンがアーチャーに決まったものの、のれんに腕押し、豆腐にかすがい、ぬかに釘。しょせんはオーカーンが人気VTuberに媚びへつらうためだけに作られたネーミングありきの技だけに威力は極小だ。
ならばと必殺のインペリアルドロップを狙ったが、走りこんでカッターを決めるはずのオーカーンが鈍足過ぎて話にならない。アッサリみのるに捕まってスリーパーホールドで絞め落とされると、さすがのヘナーレも脱力。ブラックアウトで3カウントを奪われたヘナーレの顔には「てめーがミスやらかすことぐらい最初から計算に入ってた。別に驚きゃしねえ。お前の実力はまだそんなもんだ」と書いてあった。
ところがオーカーンは試合後のコメントでまたしても周囲を凍りつかせる。「ひれ伏せ…同じリングにプロレス王も、闇の王もいらねえんだ。トップに張るのは、この余、ドミネーターただ一人で十分だ。絶望させてやるよ。余と同じ時代、同じ場所に生まれたことを」と、まるで勝者のようなコメントを連発。単なる負け惜しみならそれでいいのだが、妄想が日常化しすぎて記憶が都合よく塗り替えられている可能性も否定できない。やはり一度大きな病院に行った方がいいだろう。
これでリーグ戦の星取りは2勝2敗となったが、この体たらくでどうやって2勝もしたのか今となっては思い出せない。どのみち残り全敗は確実なのだから、誰も覚えていない勝ち点を没収しても大勢に影響はないだろう。言われてみれば確かに、あらゆる方面に悪影響しか及ぼさない公害のような存在のオーカーンに、我々はいつも絶望させられてばかりだと言っても過言ではない気がする。












