阪神・小林慶祐投手が25日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、100万円ダウンの年俸1700万円でサインした。

 春先に右ひじを痛めた影響で開幕に出遅れ、一軍登板は僅か10試合。それでも防御率1・59と能力の高さは示した。ファームでは21試合登板で同1・23。「今年もそうですが去年もケガで1年間戦えなかった。1年間一軍の戦力になれなかったことが悔しい」と来季への巻き返しを誓った。

 自主トレ期間中のテーマを問われて「ケガをしない体づくり」と答えた右腕は「(春季)キャンプ初日からアピールしていきたい。自分のやることは変わらないと思うので、一発目から勝負できるようレベルアップしていきたい」と岡田新政権下での生き残りへ決意をにじませた。(金額は推定)