岡田新監督の野球を選手に伝える〝パイプ役〟平田勝男一軍ヘッドコーチ(63)が2日、秋季キャンプ初日から精力的に指導した。

 晴天のもと、夕暮れまで鍛錬に励んだキャンプ初日を終え「朝からね…みんな意欲的に取り組んで。当然のことだけど」と一定の評価。一方で内野陣の守備力強化メニューでは「内野の守備にはうるさいんでね。守備、連携、タッグ(タッチ)にしても注文がひとつずつ出てくる」と妥協を許さず大きな声で選手を鼓舞した。

 指揮官とは現役時代に二遊間でコンビを組み、1985年には、日本一に貢献した。指導者として再度、タッグを組むことになり自然と力が入った様子だ。

 岡田新監督も守備練習のメニューでは、ノックバットを片手に視線を送り、選手たちへ身ぶり手ぶりで精力的にアドバイス。その姿に平田ヘッドも「血が騒ぐんじゃない? やっぱり。われわれ、安芸でね、現役時代、ここで鍛えたってことで。やっぱり安芸に帰ってくると。現役時代やそういうことが思い出されて、監督としては自分たちの現役時代のことを思い出して、血が騒ぐとは思うわ。君らはどうか知らんけど(笑い)」と最後は〝勝男節〟で満足げに振り返っていた。