〝神足伝授〟で得点力向上へ。3年ぶりに巨人に復帰した鈴木尚広外野守備走塁コーチ(44)が走塁改革に乗り出す。
「打撃プラス走力。走塁、盗塁を含めた得点力。チーム全体の意識を上げていく。得点能力をさらに足というものでアップさせていくところも大きなテーマ」。今季のチームはリーグ2位の本塁打数を誇りながら、得点数は同3位で屈辱のBクラスに沈んだ。得点を上乗せするには一発頼みだけではなく、走塁面のレベルアップも欠かせない。
たとえば、盗塁もその一つだ。そもそも塁上をかき回すようなスタメンではなかったものの、リーグ4位の64盗塁。鈴木コーチは「勝負にいった中で成功率を高め、結果的にそういうもの(盗塁数)が数字的に伸びればいい。走塁意欲を持つチームに生まれ変わらせていくことが打撃、チームの勝利に近づいていくと思うので」と強調する。
今季のチームでは吉川の16盗塁が最多。成功率は6割9分6厘で、チーム全体でも6割7分3厘だった。リーグ断トツの110盗塁を決めた阪神は7割5分9厘。盗塁の技術や精度を上げるだけでなく、もう1つ先の塁を目指すなどの意識を根づかせてこそ得点力アップが見込める。
現役時代は「代走のスペシャリスト」として確固たる地位を築いた鈴木コーチが、原巨人をどうよみがえらせるのか――。











