スピードスケート女子の佐藤綾乃(25=ANA)は、個人種目に強い思いを抱いている。

 全日本距離別選手権最終日(23日、長野・エムウェーブ)の女子マススタートは「本当は出ない予定だった」というが、コーチと相談して出場を決断。10分05秒10で優勝を果たし「出るからには勝つというのが最低限の条件だった。金メダルはやっぱりどんな種目でもうれしい」とホッとした表情を浮かべた。

 2月の北京五輪は同種目で8位入賞を果たしたが、今後は個人種目に力を入れていく方針。「個人種目に特化させて、1本1本集中して極めてやっていきたい」と吐露した上で、自身の考えを明かした。

「やっぱり最終的には個人種目で世界のトップに勝つというのがスケート人生においての最終目標。まずは一つひとつの大会で自分の納得のいく滑りをした結果、それが何位なのかというのが今の自分の現状を示すものなので、一つひとつ丁寧にこなしていきたい」

 北京五輪の1500メートルは4位と、メダルまであと一歩届かなかった。悔しさをバネに、4年後のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪へ向けて走り続ける。