北京五輪のスピードスケート女子で1000メートルの金を含む4個のメダルを獲得した高木美帆(28=日体大職)の4年後に、早くも期待が高まっている。

 今季初戦となった全日本距離別選手権初日(21日、長野・エムウェーブ)の1500メートルでは、大会新記録の1分53秒34をマークして7連覇を達成。ゴール後にはガッツポーズで喜びを表現した高木は「いい記録を出すことができて率直にうれしかった。100%出し切ることができた」と胸を張った。

 2度の五輪で7個のメダルを手にし、夏季を含めた日本女子最多記録を樹立。一方で、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪については「私自身としてはミラノよりも、今スケートを続けたいと思った気持ちを大事にしたい。一年一年を積み上げていくことが大事になる」と話すにとどめている。

 ただ、周囲は当然のように3大会連続のメダルに期待。あるスポンサー関係者は「控えめに言っているけど、美帆さんだったら、きっと4年後のこともちゃんと視野に入れていると思う。だからやっぱり期待しちゃうよね」と次の五輪への出場を熱望した。

 その高木は今季からナショナルチームを離れ、ヨハン・デビット氏とのチームで再スタート。きっちりと結果を残した。数々の歴史を刻んできた日本のエースに、周囲はさらなる記録更新を望んでいるようだ。