北京五輪スピードスケート男子500メートル銅メダルの森重航(22=専大)が新たな一歩を踏み出す。

 全日本距離別選手権(21~23日、長野・エムウェーブ)の開幕に向けて、20日に会場で最終調整を行った森重は「昨季はいい状態で最後を迎えられた。今季は4年後へのスタートなので、この開幕戦で存在をアピールしたい。コンディションは結構いいと思う」と手応えを口にしていた。

 昨季はすい星のごとく現れ、世界の舞台で結果を残した。しかし、今季は注目を浴びる立場として試合に挑む。「開幕戦ということでちょっとプレッシャーとかも感じている」と本音を吐露しながらも「まずはW杯の代表権を勝ち取ることと、昨季のこの大会で大会タイ記録(34秒64、男子500メートル)を出したので、それを超えられるように頑張りたい」と力強く語った。

 昨季と比べるとトライアルのタイムは少し遅かったというが「自分の中の感覚では昨季より気持ちは落ち着いている」と大きな支障はなし。五輪メダリストとして、今季も強さを示す覚悟だ。