逆襲のシーズンへ。巨人の広岡大志内野手(25)が17日、ジャイアンツ球場で行われている秋季練習に参加した。

 連日の強化練習だ。打っては大久保コーチら指導の元、〝デーブ塾〟で休む間もなくバットを振り続け、守っては板グラブを用いた守備練習で基本動作をみっちりと確認。全体練習終了後も特守を行い、計3時間半にわたって汗を流した。

 すべては今季の悔しさを晴らすため――。遊撃のレギュラー奪取を期待されて臨んだシーズンだったが、正遊撃手・坂本のたびたびの不在にもチャンスをつかむことができず、その間に後輩・中山らの台頭を許してしまった広岡。武器である打撃も打率1割8分と低迷すると、課題の守備では5失策を記録し、いいところを見せることができなかった。

 巻き返しを図るため、すべてにおけるレベルアップが必須条件。広岡は「(亀井コーチから)前の壁を意識しながら、気持ちよく振るというよりは窮屈に振ることを意識するよう言われた。(今後も)その意識は常に持ちながらやっていきます」とコンパクトなスイングによる打撃の安定化を図り、守備では「(今年は)やっぱりミスが多かったので、そこは一番意識してやっています。(板グラブは)ごまかしがきかないので。片手では取れないので、(捕球時に)足を使うのがメイン(のテーマ)だと思います」と意気込んだ。

 原監督から「このままで終わるのかジャンプできるのか」と期待をかけられているだけに、このままでは終われない。来季は打倒・坂本、レギュラー奪取へ、背水の覚悟で臨む。