巨人から戦力外通告を受けた桜井俊貴投手(28)が10日、秋季練習が始まったジャイアンツ球場をスーツ姿で訪れた。

 2016年のドラフト1位で入団した桜井は、19年にプロ初勝利を含む8勝をマーク。リーグ優勝に貢献し、ブレークの兆しもみせたが、昨季は1勝止まりで今季は2勝0敗ながら防御率14・04と伸び悩んだ。そして、今月7日には球団から来季の契約を結ばないことを通達された。

 この日、チームにあいさつを済ませた桜井は自身のインスタグラムを更新し「今シーズンでジャイアンツを退団する事になりました」と報告し「本日原監督、コーチの方々、先輩方、後輩たちに挨拶をし、ジャイアンツとしての活動を終えてきました」とつづった。

 さらに巨人で過ごした現役生活を振り返りながら「プロ初勝利、2度のリーグ優勝などの貴重な経験をさせて頂きました。毎日が楽しい日々でした。何より沢山のジャイアンツファンの方々に、応援して頂いてる中で投げる事が出来たのは一生の宝物です。沢山の元気と勇気を頂きました。ありがとうございました」と感謝の言葉があふれた。

「正直ジャイアンツを離れる事はかなり寂しいですが、前を向いて現役続行の為に練習に励み、良い報告が出来る様に頑張っていきます」と改めて他球団でのプレーを模索する考えを示した。

 栄光のドラ1は巨人で大成することはかなわなかった。実直な性格で知られる右腕は「かなり寂しい」と本音も漏らしながら、最後は「幸せな7年間ありがとうございました。これからも引き続き応援宜しくお願い致します」と結んだ。可能性がある限り、夢を追い続けていく。