シーズンを3位で終えた西武は8日のCSファーストステージ初戦(ペイペイ)に3―5と敗れ土俵際。CSでの対ソフトバンク戦は2018年のファイナル第3戦以降、8連敗となった。

 終始、主導権をホークスに握られた。

 先発・高橋光は3回一死から周東に右線二塁打、甲斐を四球で歩かせ一、二塁のピンチを背負う。ここで一番に返り三森に左中間を破られる二塁打を許し先制される。さらに二死二、三塁とされ3番・柳田に内角スライダーを右中間へ3ランを打たれ、この回4失点。ガックリとマウンドにひざまずいた。

 一番打たれてはいけない相手に一発を許し沸きに沸くペイペイドーム。思えば、失点した3回の西武の攻撃では先頭で出塁した呉を8番・愛斗がバントで送れず空振り三振。続く9番・鈴木の左中間の飛球を柳町が好捕し、飛び出していた一走・呉が帰塁できずに併殺となり先制のチャンスを潰していた。

 短期決戦はミスをした方が負け、相手のミスに乗じたチームが勝つのが定石。西武は5回に相手の敵失などで2点、6回に森のソロで1点を返したが、高橋光が6回にも周東に適時打を許し、序盤に失った試合の主導権を最後まで奪い返すことができなかった。