日本一へチーム一丸だ。過去に例のない微差での悔しいV逸を喫したソフトバンクが〝熱男のラストエール〟を受けて8日からのCSファーストステージ西武戦(ペイペイ)に向かう。
マジック1としながらも2日のロッテ戦(ZOZOマリン)に敗戦。76勝65敗2分けで並びながらも直接対決の差で優勝を逃した。CSでリベンジを果たすべく全体練習がスタートした5日のこと。ペイペイドームに現れたのが今季限りで退団となった松田宣浩内野手(39)だった。
あいさつのため練習前にスーツ姿で登場した熱男。監督コーチ、選手、スタッフにそれぞれ感謝を述べた。選手に対しては野手投手全員がロッカーに集合する中で「応援してくれているファンの人やスタッフさんに報いるためには日本一しかない。悔しさをぶつけて頑張って日本一になってほしい」などと鼓舞。そして2日間の休み明けとなるナインの体に刺激を与えるとして「せーの」と音頭を取り、全員で声を揃えて「熱男~!」と響きわたらせて恒例のポーズで締めくくったという。
松田は試合前の円陣での声出しでは〝司会役〟を務めてきた。もちろん、ここぞの場面では自らが登場し熱いゲキを飛ばして盛り立ててきた。一軍に不在となったシーズン終盤に主力選手が次々と「熱男魂」と口にしたように、ベンチ、グラウンドでの姿は周囲に大きな影響を与えてきた。
目指すは日本一だ。熱男の最後のゲキにも勇気をもらい、鷹ナインがシーズンの悔しさをバネに次の戦いに向かう。












