新日本プロレスのミスターこと永田裕志(54)が、1日朝に心不全で死去したアントニオ猪木さん(享年79)を追悼した。
2日の全日本プロレス後楽園ホール大会に参戦し、大会開始前に行われた猪木さんの追悼セレモニーでは遺影を持ち哀悼の意を表した。
「背筋がピンと伸びるというか、身が引き締まる思いで、感情にぐっとくるものがありましたね」
1992年の新日本入門後の夏、猪木さんの多摩川でのランニングに付き添ったのは忘れられない思い出だ。
「タクシーをつかまえたり、ドリンクが買えるように1000円札を靴の中に入れていたんですが、その時は結局タクシーは使わず歩きながら(猪木さんと)いろんな話をした記憶があります」と振り返る。
プロレスラーとして活動する中で、猪木さんからは「いろんなものをさらけ出して戦え」と指導を受けた。その教えを胸に「どんな強い相手でも、背伸びしてでも立ち向かわなければならないと思ってやっていますね」とリングに立ち続け、今年デビュー30周年を迎えた。
「基本的に怒られてばかりでしたけど、たまに褒められるとものすごくうれしくて。会長にはいろいろ感謝しています」
最後に猪木さんと会ったのは、2019年2月19日に行われた「ジャイアント馬場没20年追善興行」(両国国技館)の後のパーティーの席だった。「あいさつだけでしたが、僕らの顔を見てほほ笑んでくれました」
ミスターはこれからも〝闘魂〟を宿し戦いのリングに立つ。












