日本ハムの清宮幸太郎内野手(23)が27日のロッテ戦(札幌ドーム)で、自身初となる18号満塁弾を含む4安打6打点と大爆発。打率を2割1分8厘に急上昇させるなどシーズン最終盤で怒涛の〝追い込み〟を見せている。

「ちょっと意識はしてたんで。まだ(満塁弾は)打ったことないなと。そこまで狙っていたわけではないんですけど、打った時にはすぐに『初めてだな』と思いました」と会心の一撃を振り返った若き主砲。だが、ここ数試合は不振気味だった。

 ここ3試合は12打数1安打3三振。26日の楽天戦はスタメンから外され、途中出場の機会も与えられなかった。そんな矢先の大暴れとあって喜びもひとしおだったが、これで自身が目指す20本塁打、打率2割2分という「トリプル2」到達へ、望みをつなげた。

 今季、プロ5年目の飛躍を期待された清宮は「育成強化選手」として不振でも試合に出続けることができた。その結果、本塁打こそ新庄監督がノルマに掲げた「17本」をクリアしたものの、打率は2割1分周辺を行ったり来たり。これにはビッグボスも「これだけ(出場の)チャンスを与えて(打率)2割2分以下の選手はやっぱり(レギュラーを)つかめなかったとしか判断できない」と苦言を放っており、だからこそ残り試合で新庄監督の掲げたノルマ以上の「20本」「打率2割2分以上」という数字は残しておきたいところ。

 この日の4安打でパ・リーグ規定打席到達者の打率ランキングでも、西武・オグレディ(打率2割1分7厘)を抜き最下位脱出に成功した。

「あと2試合しかないですけど、できる限りのプレーをしたいと思います」と試合後に力強く語った清宮の〝最後のアピール〟は実るか。