ソフトバンクの板東湧梧投手(26)が見事なプロ初完封で3勝目を飾った。24日のロッテ戦(ペイペイ)に先発して、CS圏内を狙う難敵を相手に9回5安打無失点。9回二死後に唯一の四球を出し「無四球完封」こそ逃したが、見事な120球だった。
140キロ台後半の直球にカーブ、カットボール、フォークを織り交ぜて緩急で打ち取る真骨頂の投球が光った。9回二死一、二塁から最後の打者に右翼フェンス際まで運ばれた大飛球を谷川原が捕球すると、端正な顔を崩して「危ね~」と一言。試合後のお立ち台では「ホームランだと思ったんですが、ファンの皆さんのおかげで止まってくれました」と、鷹党の神通力に感謝した。
球界屈指の右腕・山本由伸と投げ合った前回17日のオリックス戦(京セラ)は、8回2失点完投負け。価値ある2試合連続完投を今度は白星で飾った。
頼もしいイケメン右腕の完封劇に「打のヒーロー」としてお立ち台に上がった中村晃は「板東が男前のピッチングをしてくれた。それに尽きる」と最敬礼。快投の26歳には、3万8250人のファンからも盛大な拍手が送られた。












