阪神・糸井嘉男外野手(41)の引退セレモニーが21日の広島戦(甲子園)終了後に行われ、球史にその名を刻んだ「超人・糸井」がナインやファンたちへ別れを告げた。
セレモニー中に流された映像には柳田(ソフトバンク)、稲葉篤紀氏(日本ハムGM)、ダルビッシュ(米パドレス)、鳥谷敬氏(阪神OB)らそうそうたる野球人が次々と登場。それぞれが糸井の努力、能力、人間性を惜しみなく称賛した上で19年に及ぶプロ野球選手としての日々をねぎらった。
最後のスピーチに臨んだ糸井は「今日、僕はここで19年間というプロ野球選手生活に別れを告げます。入団してわずか2年で野手転向を告げられ、そこから僕の野球人生は変わりました。死に物狂いでバットを振り続けました。あの時感じた悔しさ、努力の大切さは僕の土台です。朝から晩までペットのようにしつけてくれた大村コーチ、ありがとうございました。いつしか皆さんから『超人』『超人』と呼んでいただくようになりましたが、最初は羽の生えた『鳥人』かと思っていました。いつしか意味を理解し、今では心地の良い響きです。野球を通じて出会えた方々に本当に感謝します。僕の野球人生は幸せでした、密でした、やりきりました」と時に涙声になりながら、時に笑いを交えながらあいさつ。最後はグラウンド上でナインたちに胴上げされ計7回、宙を舞った。












