東京五輪柔道女子52キロ級金メダルの阿部詩(22=日体大)は、あの感動をモチベーションに努力を続けている。

 3度目の優勝を目指す世界選手権(10月6日開幕、タシケント)を前に、都内で行われている全日本女子合宿に参加中の詩は、13日に報道陣の取材に対応。「今のところはケガもなく順調に練習も積めている。(昨秋に手術した)肩もだいぶよくなってきている。(準決勝で棄権した全日本選抜体重別選手権があった)4月の時よりはだいぶいいのかなと思う」と順調な調整ぶりをアピールした。

 東京五輪から約1年が経過した一方で、パリ五輪までは残り約2年。「本当にパリ五輪に向けては重要な大会になってくる」と気を引き締めた上で「結構短いスパンで大会が続くと思うけど、ケガをしないように練習を積み重ねていけば問題なくいける」と自信をのぞかせた。

 ここ最近は自らテーマを定めた。「あの感動をもう一度」。東京五輪で味わった頂点の景色再び――。金メダルをモチベーションに、連勝街道でパリまで突っ走る。