ボクシングIBF世界フライ級タイトルマッチが6日、愛知国際展示場で行われ、王者・矢吹正道(33=緑)が挑戦者の同級3位レネ・カリスト(31=メキシコ)に3―0の判定で勝利し、2度目の防衛に成功した。

 WBA世界フェザー級3位・亀田和毅(TMK)の愛弟子カリストに対し、1Rに2度ダウンを奪った矢吹。その後はダウン経験のない相手の粘りに手こずったが、最大10点差をつけて押し切った。

 WBA・WBC同級統一王者リカルド・サンドバル(27=米国)、WBO同級王者アンソニー・オラスクアガ(米国)との統一戦なども期待されるが、今後については「今日の内容じゃ何も大きいこと言えない。まあ、こういう結果が出た以上、成長できるってことなんで、次に向けてもうひと頑張りしたい」と控えめだ。

 今大会は共催者が資金難で撤退し、開催が危ぶまれたが、興毅氏がABEMAの中継を取り付けて実現。矢吹は「亀田さんのことがあんま好きじゃない人もいっぱいいるでしょうが、あの人なりにすごい考えてくれて、いいところもすごいある。興毅さんの力見させてもらって、また次出たいと思う」と本音を口にした。

試合後、亀田興毅氏らとともに記念撮影する矢吹正道(中)
試合後、亀田興毅氏らとともに記念撮影する矢吹正道(中)