巨人のドラフト1位・大勢が8日のDeNA戦(東京ドーム)で新人歴代単独3位となる32セーブ目をマークした。

 この日の出番はわずか1点リードの9回。一死二塁のピンチを招いたが、最後は桑原、大田を連続三振に仕留め、渾身のガッツポーズを決めた。ホッとひと息ついた大勢は「野手の皆さんに守ってもらい、支えてもらいながら、ここまで積み上げてこられたと思っています」と周囲への感謝を口にした。

 中でもこの日は「(岡本)和真さんのプレーには、本当に奮い立たされました」という。二死二塁で大田が放った飛球は三塁側のファウルゾーンへ。その打球を追いかけた三塁手の岡本和はフェンスの低いエキサイトシートに激突し、そのまま客席の中へと転がり落ちた。左手で伸ばしたグラブには収まらず、判定はファウル。岡本和が頑丈だったからこそ大事には至らなかったが、気迫あふれるプレーに大勢の闘志はさらに燃え上がったという。

 大勢は「残り試合、自分の尻をたたきながら新人記録に挑戦していきたい」と頼もしい限り。新人の歴代1位は山崎(DeNA)、栗林(広島)がマークした37セーブ。どこまで快進撃を続けられるか見ものだ。