2年連続の夢舞台へ追い風となるか――。エンゼルス大谷翔平投手(27)は1日(日本時間2日)、ヒューストンでのアストロズ戦に「3番・DH」でフル出場し、初回二死走者なしの第1打席に18号ソロを放ち、自身のメジャー通算500試合出場に花を添えた。フルカウントから相手先発右腕ハビエルのスライダーを一閃し、右翼2階席まで運んだ。その後は2打席凡退し、チームも1―8で逆転負け。ハビエルに7回を大谷のソロによる1安打、14奪三振に封じられた。

 今カードはオールスター戦(19日、ロサンゼルス・ドジャースタジアム)のファンによる1次投票でア・リーグのDH部門1位だったヨルダン・アルバレス外野手(25)と同2位の大谷との〝直接対決〟でもあり、5日から8日に行われる最終投票の行方を左右する可能性も高い。

 そんな中、大リーグ公式サイトは1日に「ヒッターパワーランキング」を発表し、大谷が初めて7位でランクインした。今年から始まった同ランキングは、同サイトの記者やアナリストらで構成された委員が約2週間おきに「才能」「実績」「最近のパフォーマンス」「説得力のあるストーリー」「ちょっとした楽しい要素」などの項目を踏まえて投票し、傑出した打者のトップ10を決めている。初回の4月21日のランキングでは、4月にナ・リーグの月間最優秀新人にも選ばれたカブスの鈴木誠也外野手(27)が3位に入った。

 同サイトは「これが打者+投手のパワーランキングなら間違いなく(大谷が)ナンバーワン。ここでは打者のみの評価だが、それでも(昨季)ア・リーグMVPの大谷は6月21日のロイヤルズ戦での2本塁打、8打点の爆発を含む十分以上の成果で初のトップ10入り」と説明。打率2割9分8厘、6本塁打、17打点、OPS(出塁率+長打率)・973と大暴れした6月の大谷を評価した。

 ちなみに今回のランキングで1位に選ばれたのはアルバレス。やはり6月は打率4割1分8厘、9本塁打、28打点、OPSは1・346と驚異的な数字だったが、6月29日のメッツ戦で外野守備中に遊撃手ペーニャと交錯して負傷退場。脳振とうを起こしていたため、翌日のヤンキース戦に続いてこの日も欠場した。