ロシアフィギュアスケート界で〝皇帝〟と称されるエフゲニー・プルシェンコ氏(39)が、同国の逸材アナスタシア・ジニナ(15)を破門した問題で衝撃的な証言が飛び出した。

 プルシェンコ氏は先日、突如ジニナをチームから追放。その際には「規律違反のため協力関係を解消することを決定した」と現地メディアは同チームの見解を報じていた。

 この説明ではジニナに問題があったように捉えられるが、まったく逆の反論が出てきた。

 名指導者として知られるエテリ・トゥトベリーゼ氏のチームで振付を担当するアレクセイ・ゼレズニャコフ氏は自身のSNSで、ジニナが深刻な中傷被害を受けていたと告発。「私はこの美しい少女が中傷されたことを知っており、母親は非難されたことに怒っている。彼ら(プルシェンコ氏のチーム)は母親が練習プロセスに干渉したと主張しているが…。『トラブルメーカーと規律違反』というのは馬鹿げている」とプルシェンコ氏を糾弾した。

 ロシアメディア「ニュース」などが「トゥトベリーゼグループの振付師が、プルシェンコを誹謗中傷したとして非難した。ジニナは中傷されたとしている」と次々と報道。追放劇はジニナの規律違反ではなく、プルシェンコ氏による15歳選手への中傷、つまり深刻なパワハラが原因にあるというわけだ。

 真っ向から対立する両者の主張。果たして真実はどこにあるのか。