泣きっ面に蜂だ。28日の中日戦(山形)に先発予定だった巨人のC・C・メルセデス投手(28)が発熱により27日に登録を抹消され、代役として高橋優貴投手(25)が登板することとなった。
メルセデスは26日朝に38度台の発熱があったため、27日にPCR検査を実施。結果は陰性だったが、「特例2022」を適用して抹消となった。ここまで11試合に登板して5勝2敗、防御率2・65と安定した投球を披露していた男なだけに、あまりにも痛すぎるアクシデントとなった。
現在のチーム状況からしても、苦境を打破する投球に期待がかかっていた。ここまで5カード連続負け越しを喫している巨人は、26日のヤクルト戦(神宮)に敗れたことで史上最速で自力優勝の可能性が消滅。今後は逆転優勝に向けて一戦必勝の戦いが続く中、計算できる投手の離脱はまさに青天の霹靂だ。
一方で、これまでも逆境を乗り越えてきた経験はある。9日の西武戦(ベルーナ)で先発予定だったエース菅野が熱発で同様に登板を回避した際には、代役のルーキー赤星が5回1失点の好投で見事勝利に導いた。
予期せぬ形で、2回途中4失点でKOとなった5月22日の阪神戦(甲子園)以来となる一軍登板を掴み取った高橋は「どんな状況でも粘り強く投げたいです。チームが勝てるように初回から全力で腕を振っていきます。ファームでやってきたことをしっかり出せるように頑張ります」と意気込み十分。過去の再現を叶える投球に注目が集まる。












