チーム内で新型コロナ陽性疑い者が発生していたソフトバンクは27日、この日実施された「PCR確定検査」の結果を発表した。

 その結果、26日にスクリーニング検査で陽性疑いとなっていた和田、グラシアル、野村勇、本多内野守備走塁コーチ、スタッフ1人の計5人が陽性判定を受けた。濃厚接触疑いがあるため自主隔離措置を取っていた杉山、正木、スタッフ1人は陰性を確認。その一方で新たに藤井、嘉弥真、スタッフ1人が陽性判定を受け、自主隔離となった。なお、この濃厚接触の疑いのある選手、スタッフはいないという。

 今後、球団は陽性判定および濃厚接触の疑いのある選手・スタッフを隔離の上、従前の予定通りチーム活動を継続するとした。

 和田、グラアシルら投打の主力に加えて、藤井と嘉弥真はともに「勝ちパターン」で起用される貴重な中継ぎで、首位を走るチームにとって影響は必至だ。