立浪竜が今季最大のピンチだ。中日は21日のヤクルト戦(バンテリン)に延長10回の末、2―1でサヨナラ勝ちを収めたが、試合前に不動の4番、ダヤン・ビシエド内野手(33)が左肩痛のため出場選手登録を抹消。立浪監督が「(最短登録の)10日とか、そういう目安は今、まったく分からない」と話したように離脱が長期化する可能性も浮上しており、チーム内に激震が走っている。
ビシエドは12日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、2020年に脱臼した古傷の左肩にしびれを訴え途中交代。その後、リーグ戦再開となった17日の巨人戦(バンテリン)こそ先発出場して4打数1安打だったが、18、19日は2試合連続で欠場していた。
立浪監督は「肩の炎症ですから。本人の痛み具合とか感じは分からない。まったく痛みが消えるとか、不安がなくなるということは難しい」と頭を抱えている。その上で「守備の時や、練習でティーをする時にバットが体から離れたとき、まだ痛みがあるということなので。ある程度いけるという本人の判断があれば、また考えてやっていきたい。とにかく中途半端にならないように、まずは完全に治してからもう1回やろうと、そういう話し合いの中で本人と決めた」と打ち明ける。
ビシエドは今季はここまで63試合に出場し、打率2割7分、7本塁打、26打点。開幕から不振に苦しんできたが、5月31日から10試合連続安打を放ち、6月は打率3割4分1厘と急上昇してきた。それだけにチーム関係者は「石川昂弥(左ヒザ前十字靱帯不全損傷)に続いて、やっと調子が上がってきたところでビシエドの離脱は痛すぎる。いつも立浪監督が言っているようにウチの打線はビシエドが打つか打たないかで勝敗が決まってしまう。ここからAクラス入りへ向けて巻き返すのに、ビシエドが長期離脱となればヤバイよ」と危惧している。












