スケートボード女子ストリートで東京五輪金メダルの西矢椛(もみじ=14)が、今年も充実の夏を過ごしている。

 23日は都内のイベントに出席し、男子で同代表の白井空良(20=ムラサキスポーツ)とともにスケボー初心者の小学生30人と交流。「スケボーをやってみたいなと思う人が結構増えてうれしかったです」と感想を口にした。7歳から本格的に滑り始めた西矢だが、当時のことは「もう昔のことなので覚えてないです(笑い)」と冗談交じりに語った。

 海外のライバルと競い合う立場とはいえ「新しい技に挑戦するのは怖い」と明かすように、常に恐怖心は抱いているという。それでも「やらないといけないので。それ(恐怖心)を乗り越えてやっています。まずはやってみる? そうですね」。五輪女王にとっては向上心のほうが強いわけだ。

 昨夏の五輪から1年。先月は2024年パリ五輪予選対象大会開幕戦「ローマ2022」で2位発進すると、世界最高峰のプロツアー・ストリートリーグ(SLS)第1戦で4位に終わったものの、Xゲームとデュー・ツアーでは優勝を果たした。また、今月のSLS第2戦は3位と好調をキープしている。

 大舞台では「13歳、真夏の大冒険」との〝名実況〟が生まれた。西矢はこれを引き合いに「(今年も)冒険できたのかなと思います」と笑顔を見せた。