「タイトル争い」に向けてはやはりプラスか。
日本ハムは1日の西武戦(大宮)が試合直前の豪雨により雨天中止。試合開始2時間前の午後4時段階では薄日が差す中、通常練習を行っていただけに突然の天気急変には選手も「えっ、中止?」と困惑するばかり。とはいえ、この試合に「4番・DH」で先発出場する予定だった松本剛外野手(29)にとっては「恵みの雨」だったに違いない。
プロ11年目の松本剛は現在、打率3割5分2厘でパ・リーグ打率部門トップに君臨する。2位のオリックス吉田正(打率3割2分)とはまだ3分以上の差があるとはいえ、松本剛は7月に自打球を当てて骨折した左ヒザがまだ完治していない。試合での全力疾走はもちろん、スライディングも慎重にならざるを得ない状態だ。
この日の試合会場だった県営大宮球場は黒土グラウンドで、走者となった場合はぬかるんだ土で足を取られる危険性をはらんでいた。さらに流れた試合が完治が見込めるシーズン終盤に組み込まれることを考えれば、松本剛にとっては「ほっと一安心」といったところだろう。
すでに松本剛のタイトル獲得に向け、全面支援を打ち出している新庄監督は「もしかしたら首位打者を取れて、守ってベストナインとかの賞を取れるようなら取らせてあげたい」と〝2冠〟も視野に入れている。












