中日が8月31日のDeNA戦(横浜)に2―3と逆転負けで連敗を喫し、自力でのCS進出の可能性が消滅した。立浪監督は「こういう戦いをしていたら(上位チームと)離れていく。今は(故障者続出で)メンバーを見ても苦しい状況だが、若い選手はチャンスなんだから必死になってやっていけばいい」と奮起を求めた。

 頭が痛いのが4番を務めるダヤン・ビシエド内野手(33)の不振だ。この日は3度も走者を置いた場面を含み4打席で凡退。これで19打席無安打となり、立浪監督は「代わりに4番を打つ人がいないので。今はずっと状態が悪いので何とか打破できるようにやっていかないと。もう少しボールを呼び込めるようにならないと。(3球三振した8回は)普通はあのケースで4番に内角は考えられない配球。ここに放っておけば大丈夫と思われないようなスタイルにしないと厳しい」。

 そんな主砲には、チーム内から「今のビシエドは体が前に突っ込む悪いクセがまた出ている。それを直すには練習でどんどんスローボール打ちをやった方がいい」との声が出ている。

 というのもビシエドは、オールスター明け直後の広島戦では来日初となる1試合3本塁打の大暴れ。そこから6試合連続安打をマークした。球宴第2戦で日本ハム・伊藤に超スローボールを3連投されたことが、その後の打棒爆発のきっかけと見られているのだ。

「しっかりボールを呼び込めていたのは、伊藤のスローボールが好影響を与えたと思う。それに今はスランプで精神的にも相当プレッシャーを抱えているのでは。もっとオールスターのときのようにお祭り気分でリラックスして打席に立った方がいいよ」(前出の関係者)

 これで4試合連続無安打、8月は本塁打ゼロと空砲に終わった竜の4番は「何とか打てるように全力で頑張りたい」と話しているが…。どうなるか。