J1清水に今夏加入した元日本代表MF乾貴士(34)が、今季ともに残留争いと低迷する自チームと神戸の〝共通点〟を指摘した。
乾は7日に行われたFC東京戦(味スタ)で移籍後初先発を果たし、敵地でチームを2―0の快勝へと導いた。
C大阪から電撃退団してJ2岡山での練習参加を経て、7月22日に清水に入団。同31日の鳥栖戦で後半途中からの移籍後初出場に続き、この日は中盤の左サイドで先発出場した。
FC東京では日本代表時代に共闘したDF長友佑都が右サイドバックに入って直接対決が実現。「佑都くんは何も変わらないし、すごいなというのはある。まさか右をやるとは思っていなかったのでマッチアップになると思っていなかったけど。なかなか手ごわいというか、敵にしたら嫌な選手なので、味方でやりたいなというのはあるけど。楽しかった、久しぶりに」と盟友とのガチンコ対決に充実した表情を浮かべた。
また、残留争いに巻き込まれて厳しい状況が続く自チームを分析。「タレントはいる。若い選手でも外国人も、出ていない選手でも。そこは清水に来て本当に思った。なんでこの順位にいるのかと」とした上で「そこが難しいところなんだけど、サッカーの。神戸も今そういうことになっているので。その辺が難しいところだけど…。そこをどうにかするのが自分の役目だとも思っている」と神戸との共通点を語った。
神戸はMFアンドレス・イニエスタや多くの日本代表経験選手をそろえて〝銀河系軍団〟と期待されながら最下位に沈んでいる。清水もネームバリューこそ神戸に劣るが、質の高い選手が数多くいながら低迷しており、選手の質だけではないチームマネジメントの難しさを指摘したのだ。
清水はこの日の勝利で15位に浮上し、降格圏から抜け出した。名門復活へ乾にかかる期待は大きい。












