森保ジャパンが11月開幕のカタールW杯で着用する新ユニホームが発表される中、肝心の〝主役〟が本番へ向けて不安を募らせている。

 アディダス「サッカー日本代表2022ユニフォーム」発表会が29日に都内で開催され、注目を集めた新たな〝戦闘服〟がお披露目された。今回のユニホームは、折り鶴からヒントを得た「ORIGAMI」をコンセプトにグラフィックを開発。歓喜をもたらす祈りの象徴として表現され「日本を、歓喜で染めろ。」とのメッセージも込められた。

 シンプルながら斬新さも兼ね備えたデザインが公開されると、ツイッターのトレンドワードに「ORIGAMI」や「代表ユニ」といった関連ワードが入るなど注目度が急上昇。ファンからも好反応が相次いだ。森保ジャパンのエースとして栄光の背番号10を担い、同社と契約するMF南野拓実(27=モナコ)は「今回も『これを着て戦うぞ!』と思わせてくれるデザインなので、このユニホームと一緒にW杯で良いプレーをしたい」とコメント。大舞台へ力強く意気込んだ。

 だが、威勢のいい言葉とは裏腹に、南野の置かれた現状は厳しい。今夏に鳴り物入りでモナコに加入したが、出場した試合では低調なパフォーマンスが続く。絶対王者パリ・サンジェルマン(PSG)との大一番となった28日(日本時間29日)の試合ではベンチスタートから後半19分に投入。しかし、直後に簡単にボールを奪われてFWネイマールの同点PKのきっかけをつくるなど散々な内容に終わった。

 不振が続く南野に対しては現地メディアでは「透明人間」と皮肉たっぷりのニックネームが定着。ネット上でもファンから「南野このまま結果残せなかったらW杯行きがなくなりそうだな」「外されてもおかしくなくなってきたかも」と不安の声が高まっている。このまま低迷が続けば森保ジャパンで10番の座やスタメンのはく奪も現実味を帯びてくる。W杯まで残り3か月を切る中、ここから復活を果たせるか。