男子ゴルフのメジャー最終戦「全英オープン」最終日(17日、英国・セントアンドリューズ・オールドC=パー72)、80位スタートの松山英樹(30=LEXUS)は、7バーディー、2ボギーの67と今大会初の60台で回り、最後に意地を見せた。
1番パー4の2打目をグリーン手前のクリークに入れてしまい、76を叩いた3日目の悪い流れが続くのかと感じさせたが、ドロップ後の4打目をチップイン。パーでしのいで両腕を上げて歓声に応えた。すると3番パー4で30センチにピタリ、5番パー5で2オン2パット、6番パー4は1・5メートル、いずれもバーディーとしスコアを伸ばしていく。
後半2つのボギーがあったものの、最終日18番パー4など4バーディーを奪取。順位は68位と満足できる位置ではないが、最後に存在感を示した。松山は「ああいう形のスタート(チップインパー)で波に乗れたと思う」と話す一方で「今日は3パットを3回しているので、思うようなプレーはできていないが、アンダーパーで終われてよかった」と課題も忘れなかった。
これで今季のメジャー4戦が終了。連覇を狙った4月の「マスターズ」は14位、「全米プロ選手権」(5月)は60位、「全米オープン」(6月)は4位に食い込んだ。「今季のメジャーは、全米オープン以外はあまりよくなかったが、来年以降は4つとも上位で戦えるように頑張りたい」とメジャー2勝目を見据えた。
また、決勝ラウンドに進んだもう一人の日本勢・桂川有人(23=国際スポーツ振興協会)はこの日、69と伸ばして通算5アンダーの47位。メジャー初参戦の若手成長株は、4日間を通じて日本勢最上位をキープした。「今日は限界の3アンダーではなくてまだまだいける3アンダーだった」と手応え。今後は米下部ツアーを含めて海外挑戦を視野に入れているという。
優勝は通算20アンダーのキャメロン・スミス(28=オーストラリア)。後半は圧巻の「30」で4打差3位から逆転した。












