男子ゴルフのメジャー最終戦「全英オープン」2日目(15日、英国セントアンドリューズ・オールドC=パー72)、146位と大きく出遅れたタイガー・ウッズ(46=米国)が1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの75と巻き返せず、通算9オーバーでホールアウトした。

 この時点で出場156選手中150位につけ、カットラインの通算イーブンパーに遠く及ばず、予選突破は不可能となった。初日は前半で41を叩いたが、この日は3番パー4で先にバーディーを奪取。4、6番でボギーが来るも、バーディーを重ねないと予選突破は難しいとはいえ、その後はパーを重ねて粘りのゴルフを展開した。

 しかし、16番パー4、3打目のアプローチをショートさせ、バンカーへと入れてしまい、ダブルボギー。力尽きてしまった。最終18番パー4では2打目地点へ歩いている中、多くのギャラリーから声援を受ける。すると、さまざまな思いがこみ上げてきたのだろう。手をやった目には涙がにじんでいた。この2打目を1メートルに寄せるが、カップに蹴られてしまった。

 昨年2月の自動車事故で右脚に重傷を負って4月の「マスターズ」で電撃復帰。予選突破を果たし、5月の「全米プロ選手権」も3日目に棄権したとはいえ、決勝ラウンドには進出した。しかし攻略を熟知していた過去2勝を挙げたコースでの厳しい現実は、頭に体が追いついていかないということなのだろう。

 ウッズは昨年11月に復帰後の参戦について「フルタイムでの参戦はできないが、年に数回、プレーする感じになる」と語っていたが、次のツアー参戦はあるのだろうか。