男子ゴルフのメジャー最終戦「全英オープン」初日(14日、英国・セントアンドリューズ・オールドC=パー72)、2018年の「マスターズ」で優勝したパトリック・リード(31=米国)が、サウジアラビア政府系ファンドが支援する超高額賞金の新ツアー「LIV招待」への〝忠誠心〟をアピールしている。

 フィル・ミケルソンやダスティン・ジョンソン(ともに米国)らと新ツアーに参戦しているリードはこの日、「LIV GOLF」のロゴが入ったキャップに、襟にも同ロゴが入ったウエアを着用してプレー。ほかの新ツアー選手は、そこまでの踏み込んだ格好はしていない。新ツアーへの〝忠誠心〟をあらわすとともに、タイガー・ウッズ(米国)やローリー・マキロイ(英国)ら反対派選手を〝挑発〟する意図が込められている可能性もある。また金満ツアーだけに、何らかの対価を得ていることも考えられる。

 すでに米ツアーから出場資格を停止されているが、今回は主催するR&Aは新ツアー組を排除しなかった。それでも来年以降は、「全米オープン」などのメジャーを含めて出場を禁じられることもあり得るだけに、このような形での外部へのアピールは、今大会が最後になるかもしれない。初日はイーブンパーの55位で終えた。