国内女子ツアー「楽天スーパーレディース」最終日(31日、兵庫・東急グランドオークGC=パー72)、通算22アンダーで今季初勝利(通算7勝目)を飾った勝みなみ(24=明治安田生命)が早くも次の活躍を期待されている。

 この日は71と伸ばし切れず、ツアー最多アンダーパー記録(通算24アンダー)には届かなかったものの、4日間大会でのノーボギー優勝は、国内女子ツアー史上初の快挙。それでも「4日間ノーボギーはうれしいけど、そのことにとらわれ過ぎて(最終日に)スコアを伸ばすことができなかった」と反省も忘れなかった。

 今週は急きょ出場資格が回ってきた海外メジャー今季最終戦「AIG全英女子オープン」(8月4日開幕、英国・ミュアフィールド)へと出陣する。初出場の2019年は35位、20年に予選落ちして以来、2年ぶり3度目の挑戦へ「まずは予選を通過したい。2日で終わるのと4日間回るのとでは気持ち的に違う。上位選手の練習風景とか雰囲気も、自分とどう違うかも、プレーしてみないと分からないこともある」と意気込んだ。

 とはいえ当初の予定になかった参戦だけに、ぶっつけ状態。しかし、これがプラスに働く可能性もあるという。あるツアー関係者は「コース対策を入念にやることで、かえって気をつける部分ばかり意識することもある。今回のミュアフィールドは硬いフェアウエーに風の計算も難しいリンクス。怖いもの知らず的な姿勢の方がうまくいくかもしれない」と指摘した。

 時差を伴う直前移動は負担になるが、国内V翌週に出た6月の「全米女子オープン」で日本勢最上位(20位)だった小祝さくら(ニトリ)の例もある。「全英女子」には19年覇者の渋野日向子(サントリー)や「エビアン選手権」3位の西郷真央(島津製作所)ら日本勢が出場する中、勝は究極のスポット参戦から主役となれるか。